睡眠時無呼吸症候群について
担当医師:高野智子
睡眠時無呼吸症候群とは?
眠っている間に呼吸が止まる病気です。
気道(鼻や喉)が何らかの理由で塞がってしまい、呼吸が出来ず、窒息状態になります。
症状は、激しく大きないびきです。
そのいびきが10秒以上、時には60秒以上消失し、再度激しいいびきが出現、その繰り返しがみられます。
チェックしましょう 自己診断テスト
□ 昼間いつも眠い
□ いくら寝ても眠い
□ 朝の目覚めがすっきりしない
□ 朝起きると頭が痛い
□ 居眠りをよくする □ 記憶力・集中力が落ちてきた
□ 夜間・何度か眼を覚ます
□ 夜間、何度もトイレに行く
□ いびきがうるさいと言われる
□ 精神的に不安になる
上記の質問に3つ以上あてはまった方は、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
治療されないとどうなるか・・・
以下の病気の発症や悪化の原因となり、生活上の危険性が増えます。
高血圧 ・心筋梗塞 ・脳卒中
いねむりによる自動車事故や仕事上のトラブル
生活の質(QOL)の低下
睡眠時無呼吸症候群の診断には
終夜睡眠ポリグラフ検査が必要です。
この検査は一泊入院をし、睡眠と呼吸の状態を調べます。
個室ですが、差額ベッド代はいただきません。