患者のみなさまへ

当院は臨床研修医を育てる病院です

image 臨床研修医とは医師国家試験に合格し、2年間の研修期間中の医師です。
当院は、厚生労働省が指定する基幹型臨床研修病院として、地域に根ざした医師養成のため積極的に研修医の育成をおこなっています。研修医が担当医となることがありますが、指導医による指導のもとで医療行為をおこなっており、安全の確保に努めております。
患者様におかれましては、将来を担う医師を病院スタッフと一緒に育てるお気持で、ご理解ご協力のほどお願いいたします。
なお、ご心配なこと、お気づきの点がございましたら、最寄りの職員や、病院一階の患者相談窓口に遠慮なくお申し付けください。
また、当院では医学生・看護学生・薬学生等、医療従事者を志す学生の教育施設であり、各職種指導者の監督下において実習・見学を受け入れております。
将来の日本の医療を担う人材の育成に、患者様、ご家族の方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

大田病院 医師研修の理念

一、将来の専門分野に関わらず、医師に求められる基本的な診療能力を養成します。
一、地域の期待に応える地域医療を担う医師を、地域医療の現場で育成します。
一、深い社会認識と豊かな人権意識を持つ医師を養成します。

医師研修基本方針

Ⅰ.研修方式は、内科(内科導入期含む)、外科、救急を基本研修科目、小児科、産婦人科、精神科、地域医療を必修科目とする総合研修である。

Ⅱ.地域に根ざした研修として、病院および小病院・診療所、介護保険関係の施設などの多様な施設体系と、地域の人々とりわけ患者会や保健生協の協力を得ながら研修を行っている。具体的には、病棟研修のみならず、診療所における研修も重視し、外来・在宅診療の研修も位置づけている。また、毎月の無料街頭健康相談会への参加や、地域の医療懇談会や患者会の集まりに出席するなど、地域住民とともに健康増進の取り組みにも参加している。地域に根ざした研修を通じて総合的力量の獲得を目指す。

Ⅲ.教育機関として整備し、常に医学教育の成果に学び充実させていくという視点を持ち、研修医の主体性を重視した研修を行っている。

Ⅳ.研修指導は研修医の上に、上級医を直接指導医として配置し、その上に指導責任者(指導医)を配置する、いわゆる屋根瓦方式をとっている。

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